調停と審判どちらを申し立てればいいのか

女性運動02

 

婚姻届を提出した夫婦が、離婚をしようとするときには、離婚届を役所に提出し、受理されるだけで婚姻関係の解消が成立します。ただこれだけのことですが、実際に行おうとすると様々な問題が起こります。まず、離婚の意思は、夫と妻が同時に考えるようになるものではないからです。どちらか一方が離婚をしたいと思っても、配偶者がそれに納得しなければ協議離婚は成立しません。話し合いが長期化して家庭内が泥沼化するケースは多々あります。

 
離婚には、協議離婚の他に家庭裁判所に仲介を依頼する方法があります。離婚の話し合いが進まず家庭内が不穏になる時間が長引くと夫婦だけでなく子供にも良い影響を与えないため、家庭裁判所に仲介を依頼する方法を検討してはいかがでしょうか。

 
まず、離婚したいと思う方が、家庭裁判所に調停の申し立てを行います。申し立てが受理されると家庭裁判所は双方に出頭通知を出し、話し合いの場を持ちます。本来は関係修復を目的としますが、申立人の離婚に至る理由が妥当であると判断されれば、離婚に向けての話し合いを進めてくれます。それでも申立人が出頭を拒否するなどで離婚が成立しない場合には、家庭裁判所は職権で離婚を成立させることが出来ます。これを審判離婚と言います。審判離婚は非常に数が少なく、多くは離婚には同意したものの、親権・養育費・財産分与などの条件面で折り合いがつかない時に、審判で条件面と離婚を同時に決着させるケースが多くなっています。

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